越生町の主な観光スポット ●五大尊つつじ園 約一万本のつつじが咲くといわれるのが、日本三大霊地のひとつである五大尊です。不動明王の他、五体の明王を祀っており、石段のつつじは２７０年前に植えられました。その後、一帯の丘をつつじの公園として整備されているものです。花の見頃は４月中旬〜５月中旬頃です。 五大尊つつじ祭り５月３日 　 〇越生駅から徒歩１５分 越生のマチバを歩く　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　戻る　 ●越生梅林 およそ６５０年前に太宰府天満宮から梅園神社に分祀されたときに梅が植えられたのが起源といわれています。 樹齢６００年の古木をはじめ、約１０００本ほどの梅が咲き、関東三大梅林のひとつとなっています。シーズンには越生梅林祭りが催され大変賑わいます。花の見頃は２月下旬〜３月下旬頃です。 シーズン中はミニＳＬが人気です。 〇越生駅から黒山行きバスで１５分梅林入口下車。 越生梅林周辺の散策 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 戻る ●山吹の里歴史公園 バイパス沿いに水車小屋が見えるのが山吹の里歴史公園です。 太田道灌が俄雨に遭い、蓑を借りようと民家に立ち寄ったところ、乙女に「七重八重花は咲けども山吹の（実）みの一つだになきぞ悲しき」という古歌を山吹の花に託してさしだされた。この伝説の場所を歴史公園として整備されています。植えられている山吹の花は約３０００本で、花の見頃は４月中旬〜下旬頃です。 〇越生駅から徒歩７分 太田道灌と山吹伝説　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　戻る ●太田道灌の墓・龍穏寺 西暦８０８年（およそ１２００年前）に創始され、その後、足利義教の命で扇谷上杉持朝によって建立。やがて兵火にかかり、文明四年（西暦１４７２年）に太田道真・道灌父子に再建されました。曹洞宗関東三大寺の一つで修行僧に大変な権威があり、修行も厳しかったようです。境内には扇谷上杉氏に仕えて、江戸城や河越城を縄張りしたことで知られ、主君に謀殺されてしまった太田道灌の像と道灌父子の墓があります。 〇越生駅から黒山行きバスで２０分上大満下車徒歩２５分 龍ヶ谷・龍神伝説と龍穏寺　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　戻る ●黒山三滝 黒山には男滝・女滝と、そこから少し離れた天狗滝の三つの滝があります。 ここは日本観光百選にも選ばれた名勝で、何かしら荘厳な雰囲気を漂わしていることから、古くから修験者の道場として知られていました。天狗滝の裏手の大平山には修験道の開祖・役の行者の石像があります。 滝の前にあった「滝見茶屋」を閉めてしまったのが、ちょっと残念です。 〇越生駅から黒山行きバスで２５分終点黒山下車徒歩２０分 黒山三滝と顔振峠　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　戻る ●顔振峠 顔振（かあぶり）峠はその昔、源義経が東下りの際に、あまりの景観の良さに顔を振りながら通った、という伝説からこの名が付いたといいます。奥武蔵グリーンラインのなかでも独特の趣があります。峠の茶屋は何軒かありますが、「平九郎茶屋」は飯能戦争の際に官軍に追われた幕末の烈士・渋沢平九郎が立ち寄り、大刀を置いていったそうです。その後、平九郎は黒山に下りて官軍の兵士と戦い自決します。越辺川のほとりには自刃の碑が建てられています。 〇越生駅から黒山行きバスで２５分終点黒山下車徒歩５０分　　　　　　　　　　　　　　　　　戻る 〇顔振峠見晴台からの展望 ●関八州見晴台 奥武蔵グリーンラインは桜の季節や紅葉の季節はどこも素晴らしいのですが、ほぼ３６０度見渡せるのが関八州見晴台です。もともと関東三不動の一つ、高山不動尊の奥の院が鎮座している場所です。高山不動尊は西武秩父線西吾野駅から徒歩で１時間、奥の院はさらに徒歩で３０分はかかります。奥武蔵グリーンラインからは５分程ですが、車では見落としてしまいがちです。近くの不動茶屋には駐車場もあり、ここからは徒歩で１５分ほどです。茶屋から下っていくと高山不動尊です。 〇関八州見晴台からの展望　　　〇高山不動尊　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　戻る 　 ■このページの画像の著作権は越生町にあります。転用には越生町の使用許可が必要です。